私が趣味で取ってるデジタル一眼レフカメラの中には、人物の写真はほとんど“後ろ姿”なんです。

旅行に行ったりした時は思い出の残すために普通に写真撮りますが、その中でも一番いいな!と思う情景が“人の後ろ姿”なんですね。

人の後ろ姿って自分しか見れない。だから好き。

[voice icon=”http://fukugyo-mama.com/wp-content/uploads/2016/10/maiko-icon.png” name=”maiko” type=”l”]自分の後ろ姿って、まあ鏡で見れないこともないんですけど、“人の後ろ姿”って自分だけがじっくり見れるじゃないですか。[/voice]

 

今は娘が生まれてなおさら“後ろ姿”が好きになったんですが、祖父母が父母代わりのような私にとっては娘といる祖父母の姿を見ている時に…

「あ、そうか。この情景ってもうそう長く見れないんだな…。」

ってハッと気づいて、祖父がまだ生きている時にはなるだけいろんなところにでかけて、その時には必ず娘と手を繋いでくれている祖父の後ろ姿を写真に撮ってました。

私が人の正面でなく、後ろから写真を撮っていると友人知人には「なんで後ろから撮ると?(笑)前から撮ってよ(笑)」とよく言われてしまうんですがそれでも後ろからばかり撮ってます。

人の後ろ姿をまじまじと見たことありますか?

私は人の後ろ姿を写真に撮るようになって気づいたんですけど、後ろ姿は「その人の人柄や現状」がすごく反映されてるんです。今幸せなのか?悩んでるのか?家族とうまく行ってるのか?とか、そういったものが後ろ姿の雰囲気から出てるんですね。

そして、自信がある人の後ろ姿はすんごくキラキラしてます。

言葉や表情から読み取れる「その人の人柄」はやっぱりちょっとフィルターがかかってしまうじゃないですか。見た目が最初に視覚で入ってくるし。

けど、後ろ姿って言葉や表情を見たあとでもその人の心情がにじみ出てるのがわかるんです。
(別に霊能力だとか、オーラがどうのとかいうスピリチュアルな話ではないですよw)

私が大好きな漫画に「フルーツバスケット」という干支の十二支を題材にした漫画があって、その中に草摩夾(そうまきょう)くんという猫年のとんでもない試練抱えたキャラがいるんですが、そのキャラが言ってる言葉にこんなセリフがあるんです。

「愛する」ってのは 目の前にあるモノだけを愛するんじゃなくて 過去も未来も 抱きしめることかもしれない。ー草摩夾(そうまきょう)

人の過去とか未来って、なにげに後ろ姿が語ってるんじゃないかなって私は思ったわけです。そう考えたら、人の後ろ姿を見てる自分の視点からの写真ってものすごく貴重じゃない?!とかおもいだして(笑)

それ以来、人の後ろ姿が大好きになりました。